3月30日にスタートしたNHK朝ドラ「風、薫る」。見上愛(25=写真)と上坂樹里(20)がダブルヒロインを務めている。

明治時代を舞台に、看護の世界に飛び込んだ2人のヒロイン、りん(見上)と直美(上坂)の物語だ。


 初回から14%台をウロウロしていた平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だが、4月7日放送の第6回で13.6%に。第2週(6~10日)の週間平均視聴率は世帯13.6%と、12%台もチラつき始めている。


「そもそも初回が14%台というのが、まず低い。過去4作の朝ドラ第1週の平均視聴率は15%を超えていたので、それと比較すると『風、薫る』は厳しい船出です。北村一輝さんが演じた優しく知的なりんの父は人気でしたが、1週目で退場。惜しむ声が飛び交った。これから先、北村さんに匹敵する《続けて見たい》と思わせるようなキャラが出ることを祈るしかありません」(テレビ誌ライター)


 15分という短い中で、最初は違う場所で生きる2人のヒロインの毎日をそれぞれ描かなければならず、それに対しても《分かりにくい》なんて声が少なくなかった。


 ドラマウオッチャーで芸能ライターの山下真夏氏は「ちゃんと見ていれば分かりにくいことはないと思うのですが、朝ドラは時計代わりと割り切って“ながら見”する人が多いですから。そうなると《あれ? いま誰の話?》と混乱してしまうんですかねえ。《話の展開が早くて雑という声も出ているようですね」と前置きしつつ、さらにこう続ける。


「物語の本筋は2人が出会ってからにあるので、その前の人生はサクサクとで正解かなと思います。

2人のヒロイン、共に子役時代がなかった。ですから言ってみれば1週、2週目はすでに大人になってはいるけれど、今までの朝ドラでいう子役時代のようなものではないでしょうか。りんと直美の生育環境、どういう思考の持ち主なのかをじっくりと頭に入れる週かと」


 今作の“語り”は歌手の研ナオコ(72)だ。研は「神出鬼没の占い師・真風(まじ)」役で出演もしている。どういう人物なのかは、まだ謎に包まれているが、金髪ロングのヘアスタイルは異彩を放っている。果たしてこのキャラ、前作「ばけばけ」の“蛇と蛙”のように人気者となれるだろうか。脇の新キャラも浮上のカギになる。


「語りとしては《聞き取りにくい》という声もあって、そこはちょっと痛い。中には《研さんが語りに選ばれたのは、見上さんと顔が似ているから?》なんて指摘もありますが、似ていないですよねえ。見上さんと似ているといえば、俳優の宮世琉弥さんでしょう。ネットの書き込みも多いですが、このお2人は確かによく似ている。そんな宮世さんと見上さんがこの朝ドラで共演となると、並んだところ見たさで視聴率も上がりそうですけど」(ドラマ制作会社スタッフ)


 本格的な展開はりんと直美が出会ったこれから。

今は《低空飛行》などと“酷評”するネットニュースもあるが、《面白くない》判定は時期尚早と言えそうだ。


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