国会前デモを「ごっこ遊び」と小ばかにし、炎上している自民党の門寛子衆院議員(東京8区)がまたやらかした。「SNS上の切り取り動画のせいで偽情報が出回っている」などと被害者ヅラでXに書き込んだ上、取材を申し入れた東京新聞記者の依頼書を投稿。

「門発言が全国のデモに火を付けた」(自民関係者)と眉をひそめられているのに、全く懲りていない。


 門氏は東大法学部卒の元経産官僚。自公与党が過半数割れした2024年衆院選では比例復活もかなわなかったが、真冬の総選挙で初当選。ピカピカの高市チルドレンだ。 騒動の発端は、14日配信の「アベマプライム」。「高市辞めろ!」のコールが響き渡る国会前デモをめぐり、「ごっこ遊びにしか見えない」と切り捨て、民主主義を実現する手段を全否定したのだ。


 選良の不見識に世間がア然とする中、24日に〈SNS上の切り取り動画により、私が「国民のデモを“ごっこ遊び”と言って揶揄した」旨の偽情報が回り、文脈を無視して扇動するメディア記事まで出ている状況です〉などと長文をXに投稿。〈謝罪も撤回も釈明も致しません〉と宣言する一方、子どもなどへの〈危害を匂わせるような脅迫や無言電話等が発生〉していると訴え、東京新聞記者のフルネームが記載された取材依頼書をさらし上げた。その後ろにいる読者の存在には想像が及ばないようだ。


■杉並区長選は黒星献上間違いなし


 門氏のやり口は、日本維新の会の藤田文武共同代表が政治資金の還流疑惑を追及する「しんぶん赤旗」の記者の名刺をXに投稿したのとほぼ同じ。取材から逃げてXで言い分を垂れ流すのは、高市首相とソックリ。


 Xでは〈「“デモはごっこ遊び”は切り取り」と言っているので、拡散しましょう〉との投稿が広がり、火に油の状況だ。


 門氏の地元は杉並区長選(6月21日告示、28日投票)を控えている。岸本聡子区長が再選を目指す中、自民党は27年ぶりの奪還を企図し、大和田伸区議を推薦。門氏がくっついて回って全力支援している。いらんスタンドプレーが首長選で負けが込む高市自民の黒星に貢献するのは間違いなさそうだ。


  ◇  ◇  ◇


 高市チルドレンや首相本人のスタンドプレーについては、関連記事【もっと読む】【さらに読む】などでも詳しく報じている。


編集部おすすめ