5月25日の夜に突如として降って湧いた、巨人・阿部慎之助前監督(47)の逮捕劇。翌26日には本人が記者会見を行い、児童相談所に通報した長女の手紙が読み上げられるなど、事件は“解決”に向かっているようだ。

しかし、Xの一部界隈では「今もホットな話題として取り上げられ続けている」と週刊誌芸能記者はこう語る。


「一言で言えば、“陰謀論界隈”です。それらの投稿を見てみると、27日に国会で可決・成立した『国家情報局設置法案』の真偽に国民を注目させない目くらましのために、本来なら不必要だった阿部前監督の逮捕が実行されたという論調でまくし立てているのです」


 Xに目をやると、確かに《阿部慎之助の話題で持ちきりに これで重要な法案を国民の総意を無視してサクッと通せますね 目眩しにうまくなりましたね》といった邪推がワンサカ。どういう因果関係があるのかは分からないが、この手の推論をするXユーザーの頭の中では、事件の発生日と法案の採決が行われた日が近いという点に注目しつつ、「阿部前監督の逮捕が盛んに報じられることで法案についての報道がかき消された」という論理が成り立っているようだ。


 あまりに飛躍しすぎた思考だが、こうした考えに陥ってしまう層について、ITジャーナリストの井上トシユキ氏は「さらに2つの層に分かれています」と指摘する。


「まず『本気でそう思っている人たち』がいる一方で、半信半疑ながら、『派手な報道がある際にはそのように疑ってかかった方が良いのではないか』と、まさかとは思いながらも、とりあえず陰謀論を支持する人に分かれますね。今回は2つの事案のニュースバリューが大きいがゆえに、普段だったら陰謀論になびかない後者の層まで邪推してしまっている。そのため、陰謀論を支持する声が大きくなってしまっているのだと思います」


 本気で信じている層と、自分の予想の反対側に保険を掛けるために陰謀論を支持する層が存在するということらしい。さらに、井上氏は後者の層について、こうも指摘する。


「『国家情報局設置法案』は国家の権限に関する法案ですが、このような法案の審議に目ざといのは言葉を選ばずに言えば『左寄り』の人々。この陣営については3月16日に沖縄県で発生した抗議船の転覆事故以降、どうにも逆風が強い状況が続いています。そのような状況において、法案の採決は左寄りの人々の目には『2つの事案のニュースバリューが大きいことを利用して巻き返しを狙える案件』と映ったのではないでしょうか」


 シラけつつも乗っかることで事態を打開しようとムチャをする層が、一定数いるようだ。


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 陰謀論を極限までこじらせると、こうなるらしい。関連記事【もっと読む】『一部ファンが現実逃避? 中居正広“別人疑惑”再燃…「本人すでに死亡」と考える人々が現れる』…では、トンデモ思考の成れの果てについて伝えている。


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