フィリピンの首都マニラ中心部で2026年4月25日午後1時ごろ、日本人男性が路上で2人組の男に拳銃のようなものを突きつけられ、貴重品を奪われる強盗事件が発生した。在フィリピン日本大使館が27日、注意喚起として発表した。


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 大使館やマニラ市警によると、現場は観光客や買い物客で賑わうビノンド地区のチャイナタウン。被害者が歩行中、男に突然声をかけられ、腹部に銃のようなものを突きつけられて脅迫された。被害者がバッグに入れていた貴重品を差し出すと、男は近くで待機していた仲間のバイクに飛び乗り、そのまま逃走したという。

 マニラ首都圏では今年1月にも、パラニャーケ市やマンダルヨン市で日本人が相次いで強盗被害に遭い、抵抗した男性が殴られて頭蓋骨骨折の重傷を負う事件が起きている。

 大使館は在留邦人や旅行者に対し「強盗に遭った際には身の安全を最優先し、絶対に抵抗しないでほしい」と強く呼びかけている。また、外務省のスポット情報を確認するなど、防犯意識を高めて行動するよう求めていた。現地警察は防犯カメラ映像を解析し、逃走した2人組の行方を追っている。同国では経済格差を背景とした路上犯罪が後を絶たず、日本人が標的となるケースも目立っており、当局が警戒を強めている。
【編集:af】
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