東京六大学野球春季リーグ第3週第3日▽法大8―6早大(27日・神宮)

 法大は両軍計24安打の打撃戦の末に早大を下し、勝ち点を2とした。

 2点リードの8回から2回無失点に封じた桜田朔(さく)投手(2年=青森山田)が、リーグ戦初勝利。

7回までに12安打を放っていた早大打線を無安打に封じ、大学入学後初となった9回も3者凡退で締めた。「先輩たちが作ってくれたいい試合だったので、点だけは取らせてはいけないという気持ちだった。こういう形で使っていただき、勝利に貢献できてうれしい」と笑顔を見せた。

 青森山田では2年秋の東北大会決勝・八戸学院光星戦で、無安打無得点試合を達成。しかしその後投球フォームのバランスを崩し、「捕手が座ると投げられない。腕が振れなくなって、スピードも10キロぐらい落ちた」と、球速も制球も戻らないまま高校野球を終えた。それでも、法大入学後は鏡を使ってフォームをチェックしながらのネットスローなど、地道な積み重ねで感覚を取り戻し、今春リーグ戦でデビュー。5度目の登板で白星をつかんだ。

 ◆桜田 朔(さくらだ・さく)2006年4月18日、青森県生まれ。20歳。青森山田中では青森山田リトルシニアに所属。青森山田高では1年秋から公式戦ベンチ入り。

3年春夏の2度甲子園出場。直球の最速は146キロ。185センチ、83キロ。右投右打。

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