◆米大リーグ ブルージェイズ5―3ガーディアンズ(25日、カナダ・オンタリオ州トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズの岡本和真内野手は「4番・三塁」で先発。0―1で迎えた4回に2試合連続となる特大5号同点ソロを放つと、6回無死二塁から左前打を放って勝ち越し機に絡み、今季7度目のマルチ安打を記録。

7回は無死満塁で押し出し四球を選ぶなど大活躍。守備でもファインプレーを連発した。

 シュナイダー監督は攻守で活躍した岡本の働きを”過去イチ”と認定した。カナダ・メディアに「全体的にこれまでで一番のパフォーマンスか」と問われ「イエス。そう思うよ」と即答し、開幕25試合目で最高の貢献度に目を細めた。

 好調の要因のひとつは、岡本の発案で始まったという”感謝の円陣”だ。指揮官によると、前回カードのエンゼルス戦から日本人スタッフとヒメネスが試合前のダッグアウトに集まり、その日の感謝の言葉をお互いにシェアするようになった。「僕と、(大嶋)祐亮さん(=通訳)、(加藤)豪将さん(=運営部門補佐)、エロイ・ヒメネスと(讃井)友香さん(=管理栄養士)が、メインメンバーです」と岡本。最近はゲレロらも少しずつ参加している。円陣を組み、お辞儀をして、試合に備える。

 「最初は、何をやってるんだろう?って感じだった。そこに選手やスタッフが集まるようになった。

野球選手というのは、試合前、試合中、試合後に握手とかハイタッチとか、色々やるんだよ。そういうことを通じてカズも打ち解けている。そこには、ユーモアもあるだろう。彼は本当に面白い男で、皆がそれを楽しんでいるんだ」と指揮官は、じわじわチームに浸透する”岡本ワールド”を歓迎。岡本も「皆さんにやりやすい環境にして貰っているので、試合に出る以上は責任を果たしたい」と、うれしい相乗効果となっている。

 シュナイダー監督は「ダッグアウトでも笑顔が多いし、リラックスしている。昨日の夜はサンチェスが普通に会話していてちょっと驚いた」と、クラブハウスでの一幕も明かした。一見シャイだが、打ち解ければ最高に面白い男、岡本。そして、打席に立てば、恐ろしい打者となる。

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