◆JERAセ・リーグ DeNA2×―1巨人=延長11回=(24日・横浜)

 感謝の思いで、田中将はベンチを飛び出した。自身の招いたピンチを2番手・中川が火消し。

ハイタッチで出迎えた。先発で6回2/3を無失点。「イニング途中で降りることになって悔しいけど、皓太がしっかり抑えてくれて(大城)卓三にもいいリードをしてもらった」。8安打を浴びながらも87球で役目を果たした。

 最速148キロの直球とカットが主体。今季最遅95キロの超スローカーブもアクセントにした。開幕3連勝は持ち越しも、防御率は再び1点台(1・78)へ。阿部監督も「粘って粘って、いい投球をしてくれた」とカード頭の好投をたたえた。

 1―0で迎えた8回に大勢が追いつかれ、黒田博樹氏に並ぶ日米203勝目はスルリ。その後は「大丈夫。気にすんな」とベンチでフォローした。「(昨季から)ずっと抑えてくれていたし、負けはしたけど長いシーズンなので。

(皆で)踏ん張っていくことができたら」。チーム最年長は温かく後輩の背中に手を添えた。(堀内 啓太)

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