◆JERAセ・リーグ DeNA2×―1巨人=延長11回=(24日・横浜)
巨人のドラフト4位ルーキー・皆川岳飛(がくと)外野手(22)が亡き祖父にささげるプロ初安打を放った。DeNA戦に「7番・右翼」で初スタメンに抜てきされ、5回の第2打席で中前打。
自然にガッツポーズが出た。皆川は一塁上で目標とする中大の先輩・亀井外野守備兼走塁コーチとグータッチ。プロ初安打に口元を少しだけ緩めた。5回2死でカウント3ボールから先発・平良の直球を捉え、中前安打をマークした。「思い切って振り抜こうと。センターに飛んでよかった」と振り返った。
7歳上と4歳上の2人の兄の影響で、生まれた頃から野球が身近だった。「やりたいと思ったことはない」と他のスポーツを含めて習い事の経験はなし。プロ野球選手になりたかったのは「ただ野球が好きだから」。最高峰のステージで、一歩を踏み出した。
父・清春さん(55)からは技術を教わり、母・経子(きょうこ)さん(56)は精神面で支えてくれた。小さい頃から言われたのは「うぬぼれずにできることを必死に自分で考えてやりなさい」。結果が出ても、慢心せずに上を見た。緊張した時には「それだけいい舞台でできている証拠だから」。そう励まされたから、どんな場面でも乗り越えることができた。「今も力になっています」。かけてくれた言葉の一つ一つを、胸に刻んでいる。
今月15日、初めて1軍に合流する際に家族に連絡すると「本当に頑張ってね。ラストチャンスだと思ってやってね」と母から返事があった。初昇格のタイミングでラストチャンスと“ハッパ”をかけられ「厳しいですね」と笑った。
この日の朝、母から「(母方の)祖父が亡くなってしまった」とLINEがあった。熱烈なG党だった祖父。
さまざまな感情が入り乱れた1日になった。「元気に野球をやることがおじいちゃんにとってもプラスかなと。これからそういう思いも込めて頑張りたい」。どこからでも見守ってくれている家族のために、全力でプレーする。(臼井 恭香)
◆皆川 岳飛(みなかわ・がくと)2003年4月30日、群馬・館林市生まれ。22歳。前橋育英を経て、中大では1年春からベンチ入りし、外野手のベストナインを4度獲得。25年ドラフト4位で巨人入団。182センチ、88キロ。










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