◆JERAセ・リーグ DeNA2×―1巨人(24日・横浜)

 大きな仕事だった。巨人・中川皓太投手(32)が好リリーフ。

8戦連続の無失点投球で意地を見せた。

 1―0の7回2死二塁から先発・田中将大に代わりマウンドへ。左打者の三森を2球で遊ゴロに抑え、ガッツポーズした。勝てば先輩は日米通算203勝目。87球の力投に必死で応えた。

 昨年チーム最多63試合に登板し、今年から生え抜き投手最年長となった左腕。今季初登板で失点した3月28日の阪神戦(東京D)以降は立て直し、一度も失点を許していない。

 好結果が続く要因の一つに、独自のメンタリティーがある。「1年間ずっと調子がいいというのはほぼ無い。大事なのは悪い時にどう抑えるか。もちろん常にいいピッチングがしたい。(毎試合)内容が良いに越したことはないけど、結局ゼロに抑えれば、チームには貢献していることになるので。

それでいいのかなと思う」。シーズン143試合。完璧を求め続けるのは心身ともに自分を苦しめる。たとえピンチを背負っても「ゼロで抑えたらいい」。その心構えが、重圧のかかるリリーバーというポジションで生きている。(堀内 啓太)

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