巨人の阿部慎之助監督(47)とスポーツ報知評論家の宮本和知氏(62=巨人球団社長付アドバイザー兼事業本部新規事業担当)の対談がこのほど実現した。ドラフト1位・竹丸の“真の姿”や若手、新加入選手への期待、阿部野球の完成度、コーチとの思わぬ関係性も明かした。
宮本(以下宮)昨季が終わり2026年はどんな野球、どの選手が出てくるのかワクワクしかなかった。
阿部(以下阿)フラットな状態から始めて「超絶好調男」がいないのも現実です。我慢と辛抱も必要かなと思いながら、若い選手もバンバン使っています。
宮 若い選手が出てきてますけど、まず気になるのはキャッチャーです。
阿 一人一人違う良いものがあるので、自分の味を出してくれればと思っています。岸田もキャプテンになって、精神的な負担が多いのか、ちょっとお疲れ気味だなっていうふうにも見えます。だから併用しているっていうのもあります。
宮 重圧に耐えてこそ成長がありますので。大城選手もいいですよね。
阿 うちには必要な存在ですね。スタメンで出ない時も、代打のいいところでいてくれれば安心します。
宮 ヘッドスライディング【注】はびっくりした(笑)。
阿 余裕でアウトでしたけど、ああいう気持ちが、「スタメンで行こう」って決めさせてくれたシーンだったので。勝ちに対する執念、結果が出ていない悔しさもあったと思いますけど、そういうものを引き続き見せてほしいですね。
宮 開幕投手に抜てきしたドラフト1位の竹丸投手。言葉少なめですか?
阿 少ないですね。キャンプから見て、1人で動ける子なんだと。朝ご飯とか1人で来るんです。自分のタイムスケジュールで動けるなと。中には動けない子もいるので。群れちゃって一緒にご飯、一緒にお風呂に行くとか。プロですから個人で動いてほしいと思うんですけど、それができていて素晴らしいなって。
宮 我々の時代ではそういうのは松井秀喜しかいなかったですね。
阿 伸びしろがまだまだあります。まだ全球団と対戦していませんから、あまり求めすぎず、腕を振って勝負して、そこで何か感じてくればいいなと。
宮 右打者への内角に絶妙なコントロールがある。
阿 球の出所が見にくい感じですね。思ったよりも真っすぐが速いと。体感だともう少し速く感じるはずなんで。持ち味ですよね。
宮 打者は4番にダルベック選手を入れています。
阿 まだ探り探りでやっていると思うんですけど、選球眼がいいですし、本当に調子が上がってきたら、たぶん止められないんじゃないかな、ってくらいになりそうな気はします。
宮 新戦力、投手でいうと則本投手ですね。
阿 マー君とお互いで刺激し合って、今はいい方向に行っています。
宮 そして松本選手。
阿 何でもできるので、2番とか上位を打ってもらっているんですけど、もっとできると思うので。殻を破ってほしいですね。
宮 改めて、阿部野球の完成度というのは現状何%でしょうか?
阿 理想は高く持っていたいので、まだまだということで15%ぐらいで。
宮 まだ15!? 逆に楽しみになる。今年ベンチを見ていると阿部監督、すごくスマイルが出ている。
阿 守備の時はなるべく座って、何も口出ししないようにしています。メリハリをつけようと。攻撃の時はウィーラー(打撃コーチ)が隣で癒やしてくれます。
宮 癒やし?
阿 ウィーラーのほうが僕より怒ってるんで(笑)。僕が「お前どうしたんだ!」ってなだめて。面白いトークに発展しています。
宮 監督が怒る前に「俺が行く」っていう?
阿 そうですね。
宮 ベンチの空気は良さそうですね。最後にファンの皆さんにメッセージを。
阿 皆さんが、ワクワクするような試合を増やしたいですし、その中で近未来のスターが出てくれることを願っています。とにかく見に来ていただいて。声援が絶対選手の力になります。末永く、大いに応援していただきたいと思います。
【注】4日のDeNA戦(東京D)大城は4―4の4回無死で代打出場。二ゴロに倒れたが、ユニホームを泥だらけにしたヘッドスライディングを披露。顔を上げて塁審の判定を確認すると、悔しそうな表情を見せた。
◆ニッポン放送ショウアップナイターで放送 2人の対談の模様は、今季で60周年を迎えた「ニッポン放送ショウアップナイター」(午後5時50分から)で21、22、24日に放送。










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