◆明治安田J1百年構想リーグ ▽第12節 FC東京5―2水戸(24日・味の素スタジアム)

 FC東京はホームで水戸に5―2で勝利。今季最多得点で首位の鹿島を追走した。

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 6月開幕の北中米W杯出場の期待がかかる19歳が、とどめの5点目を沈めた。4―2の後半30分、FW佐藤龍之介はカウンターの好機からFWマルセロヒアンの左クロスを受けると、相手GKの動きを見極めゴール左へ。ネットの中にボールが吸い込まれると、看板を飛び越え、サポーターの待つゴール裏へ一目散に走った。大量5発を締めくくるゴールを奪った佐藤龍は「自分も点を取れましたし、チームも(連戦の最初で)複数得点はいいスタートかなと思う」とうなずいた。得点以外にも、前半43分のゴールにつながった相手GKへのプレス等、得点に絡む活躍を見せた。

 昨年6月の北中米W杯最終予選で初めてA代表に招集されると、今年3月下旬の英国遠征のメンバーにも選出。現状は当落線上にいるが、今後のアピール次第で、1998年フランスW杯の小野伸二以来となる10代でのW杯出場にグッと近づく。

 この日、新たに日本代表のコーチに就任した中村俊輔氏が、日本代表のスタッフとして初めてJリーグの試合を視察。中村氏の前でアピールに成功したが、「まだまだ足りないのが率直な感想。もう2点くらい、取れるチャンスを演出しないといけない。今日は悪くないが、もっと出来る」と視線を上げた。(浅岡 諒祐)

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