◆JERAセ・リーグ DeNA2×―1巨人=延長11回=(24日・横浜)

 巨人が逆転のサヨナラ負けで、田中将大投手の好投も報われず3連勝を逃した。田中将は6回2/3を8安打無失点。

広島、ヤンキースなどで活躍した黒田博樹氏に並ぶ日米通算203勝目の権利を持って降板したが、8回に3番手・大勢投手が同点に追いつかれ白星がスルリ。チームもサヨナラ負けで連勝も2で止まった。ドラフト4位ルーキーの皆川岳飛外野手を「7番・右翼」でプロ初スタメンに抜擢するなど、若手を大胆に起用した打線だったが、キャベッジの4号ソロによる1得点のみと、投手陣を援護できなかった。

 巨人の先発・田中将は初回、先頭の三森にいきなり安打を浴びたが、1軍で初めてバッテリーを組んだ大城卓三捕手が二盗を阻止するなど、バックにも助けられ無失点発進。2回にも先頭の宮崎に中前安打を許したが、続く度会への2球目に95キロのスローカーブを披露し、スタンドを沸かせた。結局、度会を二ゴロに仕留めるなど、ベテランならではの投球術も駆使して要所を締めた。

 巨人打線はDeNA先発の平良をなかなか攻略できなかったが、4回にキャベッジが外角直球をとらえて左翼席へ4号ソロ。「打てた事を神に感謝するよ。さらに得点できるように頑張るよ」。助っ人砲の10試合ぶりの一発で、1点を先制した。

 ルーキー皆川も5回2死、カウント3ボールからの4球目を思い切りよく強振し、中前へプロ初安打。一塁上で笑顔を見せると、味方ベンチも大盛り上がり。

この日は、高卒2年目の石塚裕惺内野手が2試合連続「3番・遊撃」で先発出場するなど、阿部慎之助監督が大胆に若手を起用。フレッシュなメンバーがグラウンドで躍動した。

 田中将は6回まで走者を許しながらあと1本を許さず無失点。7回に2死から、林に二塁打を浴びたところで降板したが、2番手の中川が三森を遊ゴロに打ち取ると、ベンチで大喜び。「(大城)卓三のリードに引っ張ってもらい、野手のみんなに盛り立ててもらいながら、何とか良い投球ができました。ただ、イニングの途中でマウンドを降りた事が反省点です」と試合中にコメントしていた。

 だが、8回に3番手・大勢投手が先頭の京田に二塁打を浴びると、1死三塁となってから宮崎の遊ゴロの間に同点に追いつかれた。その後は9回に4番手・ルシアーノがピンチを招きながら、何とか踏ん張り自身7試合連続無失点。延長10回は北浦が3者凡退とリリーフ陣が粘ったが、 1-1の延長11回、6番手の赤星優志投手が先頭の度会に安打されると、続く神里にスリーバントで犠打を決められ1死二塁に。代打・ビシエドは申告敬遠四球で一、二塁となってから、戸柱に中越えのサヨナラ安打を浴びた。

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