フィリピン・パンパンガ州アンヘレス市バリバゴ地区の建設中ホテル崩落事故で、犠牲者の数はさらに拡大している。現地主要メディア「GMA News」の深夜ニュース番組『Saksi(サクシ)』(2026年6月3日放送)は、中央ルソン地方消防局(BFP)の発表として、3日夜までに現場から新たに複数の遺体が収容され、公式の死者数が計27人に達したと報じた。


その他の写真:Googleストリートビュー 2024年5月、 この写真からも柱が細いことがわかる。

 連日の激しい雨を突いて24時間態勢の捜索が続くなか、現場からは出稼ぎ労働者とみられる男性だけでなく、女性や若い女児、さらには揺りかごに入ったままの乳児の遺体が相次いで発見された。市情報当局(PIO)や労働雇用省(DOLE)は、作業員らが劣悪な現場の仮設バラックに家族を同伴して寝泊まりしていた過酷な実態を認めており、未曾有の「人災」が引き起こした凄惨な家族の悲劇に国内では大きな衝撃と怒りが広がっている。

 労働雇用省は現場に以前から安全基準違反による作業停止命令が出されていた事実を指摘。施工業者や行政の監督責任、違法な居住実態への刑事捜査が本格化している。
【編集:Eula】
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