暑い季節になると食べたくなるのが、さっぱりとした冷やし中華。
しかし、ゆで上がった後に具材を準備していたら、麺がくっついてしまったという経験はないでしょうか。
本記事では、冷やし中華の麺がくっつきにくくなるコツやおいしく仕上げるポイントについて、発売50周年の『マルちゃんの冷し生ラーメン』を展開する、東洋水産株式会社に聞いてみました。
冷やし中華の麺はなぜくっつく?
冷やし中華の麺がくっつく原因は、主に『でんぷんの付着』と『水分の吸収』であると考えられています。
まず挙げられるのが、ゆでる時に麺から溶け出すでんぷんの影響です。
これが表面に残ると、糊のような状態になり、麺同士を接着させてしまいます。
※写真はイメージ
もう1つは、ゆで上がった後の水分の吸収です。
麺の間に残った水分を放置すると、その水分をさらに吸い込んで隙間が縮まり、密着することで麺がほぐれにくくなります。
冷やし中華の麺をくっつきにくくする方法
麺がくっつくのを防ぐためには、ゆでる前後の一工夫が欠かせません。
まず大切なのは、鍋に入れる前にしっかりと麺をほぐしておくことです。
塊のままでゆでてしまうと、お湯の中で麺が広がらず、部分的に団子状になってしまう可能性があります。
※写真はイメージ
そして、ゆで上がったら放置せず、すぐに水で洗って冷水で麺を締めるようにしましょう。
麺の表面に残ったでんぷんを洗い流し、余分な吸水を防ぐためです。
最後にしっかりと水を切ることで、麺のほぐれやすさにつながります。
冷やし中華をおいしく仕上げる鍵
冷やし中華をおいしく仕上げるためには、ゆでる時のたっぷりのお湯と火加減、その後の水切りが重要です。
まず、麺の中心までしっかりと熱を通すために、グツグツと沸騰したたっぷりのお湯でゆでてください。
吹きこぼれを防ぐために弱火にしてしまうと、十分に火が通らず食感が悪くなる原因になります。
※写真はイメージ
麺がゆで上がって冷水で締めた後は、スープが薄まってしまわないようしっかりと水切りするのがポイントです。
この時にザルを強く振る方法は避けてください。麺の表面が荒れてノド越しの悪さにつながってしまいます。
冷水で締めた後は、しばらくザルの上に麺を置いて、自然に水が落ちるのを待ちましょう。
ある程度水気がなくなってから最後に水を切ることで、滑らかな麺の表面とノド越しのよさを保つことができます。
画像提供:東洋水産株式会社
冷やし中華をよりおいしく
これからの時期、食べたくなる冷やし中華。
麺のゆで方や水切りの方法を少し工夫するだけで、麺がくっつきにくくなり、さらにおいしく仕上げることができます。
紹介したポイントを取り入れて、家での冷やし中華を楽しんでみてはいかがでしょうか。
[文・取材/ブリジア 構成/grapeフード編集部]









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