ドジャース大谷翔平投手(32)が今季初めて“天敵”と対戦する可能性が15日(日本時間16日)、浮上した。フィリーズのC・サンチェス投手(29)が20日(同21日)からの本拠地・ドジャース戦に先発する見込みだと米スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」でフィリーズ番を務めるM・ゲルブ記者が伝えた。

 サンチェスは今季、怪物ミジオロウスキー(ブルワーズ)らとサイ・ヤング賞を争っている最強左腕。14日(同15日)にフィリーズ本拠地のシチズンズバンクパークで行われた球宴では先発するも1回3安打3失点で負け投手となったが、前半戦は20試合でリーグ2位タイの11勝4敗、防御率2・62。同2位の144奪三振を記録した。4月から6月にかけては歴代5位となる50回2/3連続無失点も打ち立てた。

 「打者・大谷」も苦手としている相手だ。レギュラーシーズンでは昨季は6打数1安打5三振で、通算16打数4安打の打率2割5分。1本も長打を打てていない。また、記憶に新しいのが昨年の地区シリーズ。第1戦では3打席連続三振を奪われ、第4戦でも3打数無安打1三振と圧倒された。しかし、「投手・大谷」にとってはサイ・ヤング賞争いにおいても負けられない強敵で、自らのバットで“援護”が必要になる。

 AP通信によると、左膝の炎症が続く影響で球宴出場を辞退した大谷だが、後半戦開幕となる17日(日本時間18日)の敵地・ヤンキース戦からDHで出場する見込み。オールスターの際にロバーツ監督が「彼はラインアップに入る」と話したという。

前半戦の最終戦となった12日(同13日)の本拠地・Dバックス戦の試合後には膝の水を抜く処置を受けたが、指揮官によると注射による治療は受けなかったようだ。投手としては今月3日(同4日)の登板が最後だが、球宴休みの4日間を回復に充てることで再び二刀流としての稼働が期待されている。

編集部おすすめ