◆サッカー北中米W杯▽準決勝 イングランド1―2アルゼンチン(15日、米アトランタ競技場)

 逆転負けしたイングランド代表のMFベリンガムが試合後、相手選手を殴り、一触即発の事態になった。準々決勝のノルウェー戦は2得点で勝利に導いたが、この試合はシュートを打つこともできずに無得点。

さらに後味の悪さを残す愚行に出た。

 試合後、1人でグラウンドに立ち尽くしていたベリンガムの近くで、アルゼンチンの控え選手を中心として歓喜の輪ができた。その様子にいらだったのか、輪に近付くとアルゼンチン代表バルコの後頭部を平手でたたいた。バルコは両手でベリンガムの胸を突いて応戦。仲裁が入ってもベリンガムは怒りが収まらず、乱闘寸前。イングランドの選手も慌てて駆け寄って引き離した。

 一連の模様は中継映像には映り込んでいなかったが、スペイン紙「AS」がXに投稿した動画は約3時間で2000万回以上表示されるなど、世界中に拡散した。試合中には激しいタックルをしてきたメッシと言い争い、勝ち越された後もデパウルと言い争う場面もあったベリンガム。現時点で警告は出ていないが、今後、処分の対象となる可能性がある。

 試合後の取材では「あと1、2勝できたらよかったのに…今は失望で頭がすこしぼんやりしている。申し訳ない」とコメントした。

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