秋の味覚として親しまれているイチジク。
店頭で選ぶ時、色づきや形の違いを見ても、どれが食べ頃なのか迷うことはありませんか。
そこで、青果物の流通を手がける株式会社船昌(以下、船昌)に、おいしいイチジクの選び方や食べ頃の見分け方、味わい方のポイントを聞きました。
お尻が少し割れたものを選ぼう
イチジクを選ぶ時は、まず果実のお尻を確認しましょう。
品種にもよりますが、お尻が少し割れていたり、割れかけていたりするものは、熟している目安です。
傷んでいるように見えるかもしれませんが、割れ目にカビなどがなければ、食べ頃を迎えたサインと考えてよいでしょう。
※写真はイメージ
さらに、甘い香りがあり、果皮が赤みを帯びたものを選ぶのもポイントです。
全体がふっくらとして、ハリがあるかも確認してください。
なお、福岡県産の『とよみつひめ』のように、完熟してもお尻が割れにくい品種もあります。
割れ具合だけで判断せず、香りや色、ハリをあわせてチェックしましょう。
割れ目や果皮の傷も確認する
お尻が割れていること自体は熟したサインですが、割れ目の状態には注意が必要です。
割れ目からカビが生えているものは避けましょう。
果実がしなびているものや、傷が多いものも、鮮度が落ちている可能性があります。
※写真はイメージ
イチジクは果肉がやわらかく、輸送中に傷や打ち身がつくこともあるデリケートな果物です。
軽い傷であれば、その部分を取り除くことで食べられる場合もあります。
購入後に置いても追熟しない
購入したイチジクを「もう少し置けば甘くなるかも」と考える人もいるでしょう。
しかし、イチジクは購入後に置いても追熟しません。
時間が経つほど傷みやすくなるため、食べ頃のものを店頭で選び、なるべく早く味わうことが大切です。
すぐに食べられない場合は、乾燥を防ぐためにビニール袋へ入れ、冷蔵庫で保存してください。
購入から2~3日以内に食べ切るのが目安です。
※写真はイメージ
ヘタを落とせば皮ごと食べられる
イチジクは、ヘタの部分を切り落とせば皮ごと食べられます。皮の食感が気になる場合は、手で剥いても構いません。
船昌によると、余った時は電子レンジでジャムにするのもおすすめとのことです。
イチジク1個から手軽に作れるレシピを教えてもらいました。
1.深めの耐熱容器に、ざく切りにしたイチジクと、その半量の砂糖を入れて軽く混ぜる。
2.ラップをかけ、電子レンジで1分加熱する。
3.一度混ぜ、ラップをせずに30秒ずつ2回加熱する。
4.水分が飛んだら完成。
※写真はイメージ
イチジクをおいしく味わうには、購入する時に食べ頃を見極めることが大切です。
香りや色、ハリ、お尻の状態を確認して選び、生のままはもちろん、ジャムなどのアレンジも楽しんで、旬のおいしさを堪能しましょう。
[文・取材/ブリジア 構成/grapeフード編集部]









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