往年の名車・ポルシェ356を“長く快適に乗れるスポーツカー”として蘇らせた「660スピードスター」が、5月3日(火)~4日(水)に開催される『Gulf ながのノスタルジックカーフェスティバル2022』に登場する。

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軽自動車や電動ハードトップの利点を活かしたモデル

1948年から1965年にかけて製造されたポルシェ356は、製品名にポルシェの名を冠した初の自動車で、レストアを施した「オリジナル」の価格は1,000万円をゆうに超えるほど高騰している。

また、様々なメーカーから価格を抑えた「レプリカ」が登場し、愛好家も多いものの、基本的にはキャブレター仕様のエンジンで、トランスミッションはマニュアルのみ、エアコンも無いため、日常使いには不向きといえる。

<5月3日>長野・ノスタルジックカーフェスにポルシェ356をオマージュした車が登場!

そんな中、輸入車ディーラーの「ラダーインターナショナル」が製造した「660スピードスター」は、ポルシェ356のスタイルを纏いながら、経済性に優れる軽自動車や電動ハードトップの利点を活かしたモデルとなる。

大人のロマンを標準装備したクルマが集結

徹底的にこだわったのは、356ならではのレトロかつ愛くるしいフォルムで、ボディの型取りはレプリカでは無い「ホンモノの356」から実施している。

<5月3日>長野・ノスタルジックカーフェスにポルシェ356をオマージュした車が登場!

とはいえ、軽自動車(非公表なものの恐らくは初代コペン)をベースに356を再現する作業は、簡単なものではなかったことだろう。その丁寧な仕事ぶりは、ぜひ実車で確認してみたい。

<5月3日>長野・ノスタルジックカーフェスにポルシェ356をオマージュした車が登場!

『ノスタルジックカーフェスティバル2022』では、その他にも憧れのスーパーカーや往年の名車、希少車など、大人のロマンを標準装備したクルマが集結。天気の心配がないエムウェーブで開催される“ノスタルジックカーの同窓会”は、旧車好きなら出席必須だろう。

ノスタルジックカーフェスティバル2022
日時:5月3日(火)10:00~16:00、4日(水)9:30~16:00
会場:長野市・エムウェーブ(長野県長野市大字北長池195番地)
入場料金:当日券のみ1,500円
公式サイト:http://nostalgic.co.jp/index.html

660スピードスター
ボディサイズ:全長3,960mm×全幅1,670mm×全高 1,260mm
カラーバリエーション:シルバー/ベージュ/ブラック/ホワイト/レッド
価格:398万8,000円(税別)
公式サイト:https://660ss.jp/

(zlatan)

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