ポケモンたちを一箇所に預けることのできるクラウドサービス『ポケモンHOME』がついに『ポケモンGO』に対応しました。これで『ポケモンGO』でゲットしたポケモンを『ポケモンHOME』に、そしてさらに『ポケットモンスター ソード・シールド』などに送れるようになったわけです。


この記事では、『ポケモンGO』から『ポケモンHOME』にポケモンを送る方法を解説します。外出先で捕まえたポケモンがおうちで大活躍するかも……?

◆まずは『ポケモンHOME』の設定を済ませよう
まずはニンテンドースイッチ、もしくはスマートフォンに『ポケモンHOME』をインストールして、ニンテンドーアカウントと連携する必要があります。これらの連携方法については過去の記事に詳しく書いてあるので、こちらをご覧ください。

なお、『ポケモンGO』から『ポケモンHOME』にポケモンを送ることはできますが、逆はできません(一方通行になっています)。くれぐれもご注意ください。

■関連記事
・『ポケモンHOME』の使い方を解説!
https://www.inside-games.jp/article/2020/02/12/127392.html

◆『ポケモンGO』から送り出す
『ポケモンHOME』の基本設定が済んだら、『ポケモンGO』を起動しましょう。メニューから「設定」を選んで、下部にある「Pokemon HOME」を選択します(画像は赤線で強調してあります)。

すると『ポケモンHOME』に送るための画面に移行するので、「サインイン」をタップしてニンテンドーアカウントのID・パスワードを入力。『ポケモンHOME』の基本設定で連携したニンテンドーアカウントでサインインしましょう。すると、転送が可能になります。

『ポケモンGO』から『ポケモンHOME』に転送する場合、転送装置のエナジーが必要になります。使用するエナジー量はポケモンによって異なり、伝説のポケモンや色違いなどになると量が増える模様。
転送エナジーは時間経過、もしくはポケコインで回復できます。

転送するポケモンを選んだらあとは送るだけ。送ったポケモンのアメがもらえるほか、メルタンが出現するようになる「ふしぎなはこ」が使えるようになります。

なお、『ポケモンGO』から転送する機能はトレーナーレベルによって制限されることがあります(記事執筆時点ではトレーナーレベル24以上のプレイヤーが利用可能)。こちらは徐々に対応レベルが広がっていく模様です。

◆スマホ版『ポケモンHOME』で受け取る
続いては『ポケモンHOME』で受け取りましょう。スマホ版の場合、立ち上げると自動で連携の通知が出現します。あとは画面の指示にしたがってポケモンを引き取ればOK。

なお、スマホ版『ポケモンHOME』で『ポケモンGO』と連携すると、キョダイマックスできるメルメタルがふしぎなおくりものでもらえます。ぜひゲットしておきましょう。

◆スイッチ版『ポケモンHOME』で受け取る
スイッチ版の場合、メニュー画面の「Pokemon GO」を選択すれば送り出したポケモンを受けとることができます。もちろん、こちらも事前にニンテンドーアカウントを連携しておく必要あり。


◆送られたポケモンの能力はどうなるの?
『ポケモンGO』のポケモンは、能力が3種類(こうげき・ぼうぎょ・HP)しかありません。しかし『ポケモンHOME』に送ると能力が6種類(HP・こうげき・ぼうぎょ・とくこう・とくぼう・すばやさ)になります。はたしてこれはどう変わるのでしょうか。試しに、『ポケモンGO』でこうげきとHPが最大値のアイアントを送ってみます。

すると、『ポケモンHOME』ではHP・こうげき・とくこうの個体能力が最高値になっています。対応した能力にきちんと割り振られるというわけですね(※)。

(※)『ポケモンGO』の「こうげき」は『ポケモンHOME』で「こうげき」と「とくこう」に、『ポケモンGO』の「ぼうぎょ」は『ポケモンHOME』で「ぼうぎょ」と「とくぼう」に相当するようです。

このほかにも数体のポケモンで検証しましたが、すばやさ・技・特性・性格に関しての法則性は見つかりませんでした。対戦で使う場合、これらは『ポケットモンスター ソード・シールド』内で手に入る道具などで調整する必要がありそうです。
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