6月28日の「ニンテンドーダイレクト」で発表された『ウルトラ怪獣モンスターファーム』。「ウルトラマン」に登場する怪獣たちを自由に育成・合体できるということで、「ウルトラマン」ファンは興味津々の様子。


君は『ウルトラ怪獣 バトルブリーダーズ』を知っているか
しかし実は、以前にも「ウルトラマン」の怪獣を育てる育成SLGが存在していました。そのゲームの名は、『ウルトラ怪獣 バトルブリーダーズ(ウルバト)』。ネット上では『ウルトラ怪獣モンスターファーム』発売の報を受け、同ゲームの思い出に浸るファンの姿が多く見受けられました。今回は未だに復活を望む声も根強い、この名作ソフトの思い出を振り返ります。

『ウルバト』はバンダイナムコエンターテインメントが配信していたスマホ向けゲームアプリ。2018年12月に配信が始まり、2021年5月で、惜しまれつつもサービス終了となりました。


ウルトラ怪獣を育て、操り、戦わせるといった、怪獣育成シミュレーションゲームである同作。今回発表された『ウルトラ怪獣モンスターファーム』との共通点も多く、ネット上では「ウルトラ怪獣モンスターファーム……あんたやっぱりウルバトの生まれ変わりなんじゃないかい……?」「やっぱりウルバト味あるよなあモンスターファーム…」と、両者に似た雰囲気を感じるファンも多いようでした。

完成度の高い図鑑&ジオラマモードが人気の秘訣
同作の特色といえば、種類豊かな怪獣たちを3DCGで再現し、360度好きな方向から見ることのできる図鑑モード。

そして3DCGの怪獣たちやウルトラマンに自由にポージングをさせ、自分だけのジオラマを作ることのできるジオラマモードでしょう。

特にジオラマモードは、複数の怪獣・ウルトラマンを配置できるだけでなく、様々なエフェクトをつけることもできるかなり本格的な仕様。そのため、ジオラマを目当てにプレイしていた、というプレイヤーも多かったのだとか。


公式側もジオラマを通じたユーザー間の繋がりを大事にしていた様子。例えば、Twitterでハッシュタグ「#ウルバト今週のジオラマ」を付けてジオラマ写真をアップすると、公式アカウントが拾ってくれることがありました。

このように、プレイヤー、公式双方からとても愛されていた『ウルバト』のジオラマモード。そのため、2021年に『ウルバト』のサービス終了が発表された際には、多くのプレイヤーから惜しむ声が上がっていました。その甲斐あってか、オンラインサービス終了後もジオラマと図鑑だけはオフラインバージョンとして残すという、公式側の粋な計らいも。ただし、動作保証、サポートなどはないのでご注意下さい。


Twitterではサービス終了から1年以上が経過した今でも、ハッシュタグ「#ウルバトジオラマ部」のタグの下に、作品をアップロードしている気合の入ったファンの姿を見ることができます。

これほどまでにファンに愛され続けている伝説のゲーム『ウルバト』。復活を望むファンも多いようですが、今回の『ウルトラ怪獣モンスターファーム』発売の報を受け、“成仏”できるかも…と発言する人も。『ウルトラ怪獣モンスターファーム』は、同じように愛され続ける作品となれるのでしょうか…?発売の日が待ち遠しいですね!