フジテレビの笠井信輔アナウンサー(56)が9月30日付で同局を退社し、フリーになることを一部スポーツ紙が報じた。
記事によると、退社と同時に99年4月のスタート時から出演してきた「とくダネ!」も卒業。
報道を受け、笠井アナは同局を通してコメントを発表。「もっと広い世界でしゃべりたい、書きたいから」と退社の理由を明かした。
「笠井アナは56歳、定年までのカウントダウンに入っている年齢といえます。定年を迎えれば満額の退職金を受け取り、悠々自適な生活を送れるはず。世の多くのサラリーマンたちからすれば、不可解な退社とも思えるでしょう。3人の子どもがいる笠井アナにとっても、大きな決断だったはずです」(テレビ局関係者)
他局ではTBSの安東弘樹アナ(51)が昨年3月末で同局を退社してフリーへと転身したが、ベテラン男子アナが退社を決断するには理由があるという。
「ベテランになると管理職の役割を果たす必要があり、部下の勤怠管理や指導などの雑務に追われることになります。働き方改革が叫ばれている昨今のテレビ局では、なおさらです。そうなると、どうしても現場に出ることが減ってしまうのです。
働き盛りの女子アナのみならず、今後は退社するベテランの男子アナが増えるかもしれない。