俳優・船越英一郎(61)の熱愛が1月4日に報じられた。『NEWSポストセブン』によると、お相手は女優でアーティストとしても活躍する松下萌子(39)だという。
船越は’01年にタレントの松居一代(64)と結婚。’06年には『パートナー・オブ・ザ・イヤー』を受賞するなど仲良し夫婦として知られたものの、’17年7月に彼が離婚調停を申し立てていることが『週刊文春』によって報じられた。
夫婦の亀裂が生じ始めたのは’11年のこと。船越が自宅近くにマンションを購入したことがキッカケだった。船越の自宅からバイアグラを発見したという松居は、浮気を疑い始めることに。そして’17年4月、松居はその苦しさから自殺未遂を起こしたという。
しかし当時、船越の周囲では同情的な声もあったようだ。
「実は結婚当時、船越さんは松居さんの監視にずっと怯え続けていたんです。離婚調停が報じられる数年前から共演者と食事に行くことがなくなっていて、その理由を聞くと『妻にGPSで24時間監視されているんだ。しかも、スマホを置いて行っても誰かが密告する。どうすることもできない』と漏らしていました」(テレビ局関係者)
また本誌には、こんな証言も寄せられていた。
「騒動前、船越さんの別宅に届けられたはずの郵便物がなくなっていたそうです。
「ある日の早朝、松居さんが船越さんのマンションにいるのを見かけました。船越さんの自宅ポストを漁っていたので、念のため船越さんに伝えました。すると、その2カ月後に離婚調停が報じられたんです」(近所の住人)
そして『週刊文春』が2人の離婚調停を伝えると、松居はYouTubeやブログで船越のプライベートを次々と暴露。「バイアグラ男」と呼ぶ姿などから、メディアでは“松居劇場”と呼ばれていた。
「当時、船越さんはNHKの帯番組『ごごナマ』で司会を務めていました。そのイメージ問題もあるだけに、下手に反論もできない様子でしたね。名誉毀損で訴えることにも消極的でした。そして心労がたたったのか、次第にやつれはじめることに。『ごごナマ』は生番組ですから、『離婚裁判が重なるとき、ドクターストップがかかるのでは……』と心配の声も挙がっていました」(別のテレビ局関係者)
■離婚後も松居に翻弄された船越
本誌は’17年9月、松居を直撃している。笑顔の彼女は「正直、私も疲れちゃったの。でも言いたいことを言って、やっと落ち着きました」とコメント。
しかし、前日発売のスポーツ新聞を手渡すと表情が一変。
そして同年12月に離婚が成立。すると翌年5月、船越は名誉毀損で松居を告訴した。
「松居さんは自らブログで刑事告訴されたことを発表していました。さらに任意の事情聴取に応じる際には、ママチャリで警察署に登場。聴取を終えると、自転車を立ち漕ぎして全速力で走り去りました。あいかわらずの“松居劇場”に、報道陣もタジタジでした」(取材した記者)
のちに不起訴処分となった松居。当時、船越の代理人弁護士は『今回に限り、松居一代氏を宥恕する(寛大な心で罪を許す)ことと致しました』と書面でコメントしていた。
“元夫婦”に亀裂が入ってから10年。ある種、結婚当時も離婚後も“松居劇場”に翻弄されたといえる船越だったが、松下萌子という新たなパートナーを見つけたようだ。
‘19年1月、本誌で「『女性自身』さんにはいろいろな意味でお世話になってますね(笑)。昨年から今年にかけて、これまで積み上げてきたものを“スクラップ”してきたので、来年からはいよいよ、新たに“ビルドアップ”する段階に入ろうと考えています」と船越は語っていた。
積み上げたものの成果が、ようやく実を結んだのかもしれない。