人気YouTuberのヒカル(31)が、YouTuber仲間のシバター(36)とラファエルとのコラボ動画を7月10日に公開。「炎上軍で博多に来ております」として、屋台で3人並んでお酒を飲み交わした。
まずシバターが、「アンチだろうが信者だろうが、YouTubeってアホを相手にする商売だなってのは今でも思ってる」と自らの仕事についてコメント。続けて、「信者作るのもそうだし、オンラインサロンでもさ、なんでもそうなんだけどさ。本当、アホを騙して金稼ぐ商売だなってのはあるよ。ファンビジネスってそうかもしれないけどね」と述べた。
すると、ヒカルが「それ言ったら、世の中の人ってほんまアホだと思うんですよ、僕。大半が、そもそもですよ」とコメント。「宗教もそうじゃないですか。要はあれって詐欺っぽく見えるけど、それを心の底から救いにしている人がいるじゃないですか。救えてることも事実なんで、ムズいとこはあるっすよね」と発言。
そんなヒカルは宗教だけでなく、大学をも引き合いに出して持論を展開。
「大学も授業料バカ高いじゃないですか。
ヒカルの主張はさらに続いた。
「大学行ったら絶対的な就職の保証があるんやったら良いんですけど、大学出たのに就職先ないっていう奴いるじゃないですか。やばくない? って思うんですよ。それ、普通に。それもう詐欺やんって思っちゃってもおかしくないのに言わないでしょ、声を出さないでしょ」
■「ファンビジネスの進化系」「ある種、洗脳」
一連のヒカルの意見に耳を傾けていたシバターは、「学校とオンラインサロンはちょっとその次元が違いすぎない?」「学校はファンビジネスじゃないじゃん」と諭した。しかし、ヒカルは“大学進学もファンビジネスの一種”だとして、次のように疑問を呈した。
「いやでも、ある種それも(大学も)ファンビジネスの進化系な気がするんですよ。
その上で、ヒカルはこう考えを述べた。
「本当に賢い人は、別に大学行くも行かへんもどっちでもいいと思ってるじゃないですか。でも、行った方が良いって一応建前で言うじゃないですか。(中略)要は、上の人にとって都合が良いからだと思ってるんですよ、僕は。都合がいい世の中が生まれるからだと思ってて。そういう構造っちゃ構造ですよね」
情報商材と比較して大学進学を「一種の洗脳」「ファンビジネスの進化系」と言い切ったヒカルだが、“極端すぎる”とネット上で異議を唱える声が上がっている。
《怪しい情報商材と大学を比べるなんてムリがある》
《就職先決めるために大学に行くわけじゃない。どうしてそんな考えに…?》
《そもそも、大学は就職を確約してくれる場所じゃない。学問する場だからね》
《いやいや、詐欺って。大学は自分の興味のある事を学びに行く所、或いは自分の可能性を拡げに行く所であって、就職の保証をしてくれる所ではない。
その一方で、ヒカルの発言の意図を理解しようとする声も上がっている。
《結構世の中の真理をついてると思います。大学を出た方がいいという風潮が根付きすぎているように思います。大学をでることにこだわらなくて良い世の中になればいいなと思います》
《ヒカルさんの言いたいことは、意味もなくとりあえず大学なら行く必要はない、ってことだと思う。目的があるなら行けばいい。なんかもうちょっと遊びたいから、みんなが行くから、親が言うから、先生が言うから、親戚が言うから、という理由なら自分が本当に行きたいのか考えたほうが良いってことを言いたいんだと思う》