ザ・ドリフターズの仲本工事さん(享年81)が交通事故で逝去してからまもなく2週間。今も悲しみの声が多く寄せられるなか、“身内”による故人への行為が判明し物議を醸している。

10月23日に都内の斎場で行われた告別式でのこと。本誌11月15日号では、仲本さんの妻・三代純歌(54)と彼女の友人男性数人が、出棺の直前に遺体をスマホで執拗に撮り始めたことを報じた。

「お別れのとき、棺には仲本さんが大好きだったカフェオレやメロンミルクなどが入れられました。そして、いよいよ棺を閉めるというときです。純歌さんと彼女の友人らが、カシャカシャといろんなアングルから仲本さんの顔をスマホで撮りだしたのです。動画も撮っていました」(告別式の参列者)

そのような行動に、高木ブー(89)の娘が「やめて! 仲本さんをそんな風に撮らないで! ご遺体は目に焼き付けるものでしょう!」と制止。しかし純歌たちは動じることもなく、「なんでダメなんだよ!」と友人の一人は反発したのだった。

前出の参列者は、こう続ける。

「制止にも応じず故人を撮影し続ける純歌さんたちに対し、いかりや長さん(享年72)の娘さんも声を荒らげていました。加藤綾菜さん(34)も泣き崩れて、高木さんの娘さんと3人で、肩に手を回して抱き合い、支え合っているような感じでした」

仲本さんにとって純歌は3人目の妻。12年に結婚を発表し、同年7月に都内ホテルでドリフターズの仲間ら約300人を招いて盛大な披露宴を行った。しかし純歌に対して、高木や加藤茶(79)は不信感を抱いていたようだ。

「仲本さんの死後、純歌さんとは籍を入れておらず事実婚だったことが報じられました。しかし加藤さんや高木さんも含めたドリフの関係者たちは、その事実を知らなかったそうです。“10年前に、盛大に行ったあの結婚式はなんだったんだ”と、加藤さんらは純歌さんに不信感を抱いたそうです。

加藤さんは、仲本さんが純歌さんに振り回され続けていることも心配していました。仲本さんが事故に遭った後、病院の待合室の廊下で加藤さんは純歌さんに『仲本がこんなことになったのは、あんたのせいだからな!』とまで言っていました」(テレビ局関係者)

告別式で仲本さんの顔を撮影していたことについて、本誌の取材に応じた純歌は「親族なら撮っていいけど、それ以外の人が撮るのはいけないんじゃないかとは言われましたが、私が注意されたわけではありません」と否定しなかった。

■生前報じられた“ゴミ屋敷に置き去り”の真相

本誌11月8日号では、純歌が仲本さんの逝去翌日にはスタッフたちと斎場を抜け出し、焼き肉店で「いつもそうだよ、(事務所トップの)意地悪で邪魔されて」と仲本さんの所属事務所に不満を漏らしていたことも報じている。さらに戒名料の一部を山分けしようとする“密談”をしていた。

夫婦間の不穏な空気は仲本さんが亡くなる前から漂っていた。10月13日発売の「週刊新潮」では、純歌が仲本さんを“ゴミ屋敷に置き去りにした”と報じたが、仲本さんの知人・X氏は本誌にこう証言していた。

「これまでの報道では、純歌さんが出て行ってから“ゴミ屋敷化した”となっていますが、真相は違います。前に住んでいたマンションも純歌さんが掃除を一切しないため、やはりゴミが散乱していました。そのため引っ越しせざるを得なくなり、スナックの2階に移ってからも散らかり放題だったのです」

その後、純歌が横浜でカレー店を始めたことで別居婚となったが、それでも毎日のように都内から妻のもとに通っていたという仲本さん。

事故現場も純歌の店から約100mという目と鼻の先だった。

最後まで寄り添い続けた亡き夫に対する仕打ちに、ネット上では「理解できない」と愕然とする声が相次いでいる。

《ご遺体を撮ることは私はしませんが友人が撮るならなおさら理解できません。非常識だと思います》
《高齢の仲本さんとの別居婚もいくら夫婦間の問題とは言え負担だったのではと不憫に感じていたけれども葬儀の場でご遺体の写真や動画の撮影は理解に苦しむ。撮影した写真や動画はいったいどうするつもりなんだ? 周囲の参列者が撮影をやめさせようとした気持ちが痛いほど分かる》
《「それ以外の人が撮るのはいけないんじゃないかとは言われましたが」っていうぐらいだから噂では無く事実なのか… 自分は理解できないが、最大限譲って家族ならとは思うが妻の友人なんてどんな神経してたらこういうことができるのだろうか…》

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