4月27日、28日に歌い手のAdo(21)が東京・国立競技場でのワンマンライブを開催した。女性ソロアーティストとして史上初となる快挙で大きな注目を集めたが、ライブ終了後に一部の観客から会場の音響の酷さを指摘する声があがり、波紋を呼んでいる。
《携わってくださった全ての制作の皆様に感謝いたします。音響、演出、案内、何もかもの対応に、立たせていただいた人間として本当に頭が上がりません。私達も、初めての場所、初めての環境下の中での制作でした。それを楽しみにきてくださったお客様の皆さまのお言葉、嬉しいこと、喜ばしいこと、勉強、糧にしなければいけないこと、しかと受け止めて、今後に活かしていただければと思います。本当に本当にありがとうございました》
今回のライブは、音響以外は軒並み評価が高く、特にAdoの歌声の迫力を絶賛する声が多かった。Adoのほかにもライブパフォーマンスが好評のアーティストは多くいる。では、果たして現在生歌を支持されているアーティストは誰か。
そこで、本誌は20代~60代の男女500人にアンケートを実施し、ライブやテレビの音楽番組などでの「生歌がうまい」と思われている男性アーティストについて調査を行った。なお、アンケートは2023年の年間Billboard JAPANトップ・アーティスト・チャート“Artist 100”にランクインした男性ボーカルから選択する形式とした。
まず第3位に選ばれたのは山下達郎(71)。山下は全国ツアーを頻繁に開催しており、今年は7月から全国21都市を回り、計43公演を行う。
《コンサートで聴いたアカペラが凄かった》
《声が聞きやすい、声が透き通った感じがする》
《マイク無しで一番後ろまで聴こえる会場でしかコンサートをしないっていうポリシーがあるとのことなので》
続いて第2位はサザンオールスターズ。全国5大ドームを超満員にする人気バンドだが、3月と4月にボーカルの桑田佳祐(68)が過去最少のキャパシティとなる150名の観客の前でソロライブを行った。桑田の独特な歌声を支持するコメントが目立った。
《他にいない独特の歌声だから》
《ライブに行った時に、どんな演出をしながらでも楽しませながら変わらない歌を届けてくれたから》
《ピッチがずれない 歌全体として素晴らしい》
そして、第1位に輝いたのは米津玄師(33)。現在、4月にスタートしたNHK連続テレビ小説『虎に翼』の主題歌「さよーならまたいつか!」が話題となっている。数少ないテレビ出演時のパフォーマンスが強く印象に残っている人が多いようだ。
《何年か前の紅白歌合戦で大塚美術館から歌った時に、とても上手いと思いました》
《歌い方と声質が独特であるにも関わらず、聴きやすく心地良い曲が心に響く感じがある》
《強烈な印象を与える表現を無理なく歌っているように思えるから》

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