「出演が決まったときは、すごくうれしかったのと同時にプレッシャーを感じました。メンバーに自慢したらみんなとても喜んでくれて、“魔性の沼オトコ”という役についてちょっといじってきたり、頑張ってと言ってくれたり、いろんな反応がありました(笑)」

放送中のドラマ『若草物語―恋する姉妹と恋せぬ私―』(日本テレビ系)でミステリアスな色気をまとった服飾学生・沼田灯司を演じる少年忍者の深田竜生(22)。

どこかつかみどころがなく、クールな沼田は「自分と真逆で共通点がない」と役づくりの苦労を語った。

「クールな役をやらせていただくことは多いんですけど、僕自身は感情がすぐ表に出ちゃうので、表情に出さないというのをいちばん意識しました。難しいのは、そのクールさの度合いで、暗くなりすぎてもいけない。監督から、もっと感情的になってもいいとアドバイスされて、自然に見せられるように頑張っています。深田史上、いちばんクールで無愛想ですね(笑)」

自分の性格を楽観主義でポジティブ思考だと言う深田。自身の沼要素について聞くと、こんな答えが。

「ファンからは口が大きいってよく言われます。だから、笑ったとき、めちゃくちゃでかいんじゃないかな(笑)。基本的にポジティブなので、嫌なことがあっても大丈夫! って感じで、失敗しても悩みません。だから、僕のまわりには笑顔があふれているんじゃないでしょうか(笑)」

それでは、メンバーのなかでいちばんの沼オトコは?

「黒田(光輝)ですね。そもそもビジュアル面もカッコいいし、オフのときはアホっぽい感じなのに、パフォーマンスになるとすごく気合を入れてビシッとやる人なので、そのギャップは沼ポイントが高いと思います」

俳優としての仕事も急増しているが、演技の仕事にやりがいを感じているという。

「お芝居って、正解がないというかいろいろなやり方があって、練りながらみんなと作り上げていく感じが楽しいです。

僕は、今の事務所に入るまで芸能界に全く興味がなくて、エンターテインメントというものにあまり触れてこなかったんです。それがエンターテインメントをやる側になってからとても好きになって。だから、僕がハマった沼といえば、事務所のエンターテインメントです。ライブや舞台を見ていて、本当に好きだなあって思います」

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