3月2日、人気お笑いコンビ「千鳥」がMCを務めるバラエティ番組『千鳥のクセスゴ!』(フジテレビ系)が最終回を迎えた。

’20年10月~’23年3月まで『千鳥のクセがスゴいネタGP』として毎週木曜日に放送されていた同番組。

同年4月からは日曜枠にシフト、現在のタイトルで放送されていた。名だたる芸人たちが一風変わった“クセがすごい”ネタを披露するという人気のネタ番組だった。

3日放送の最終回には、MCの大悟(44)、ノブ(45)と共に、5年前に初回ゲストとして迎えられた俳優・広瀬アリス(30)と伊原六花(25)が出演。豪華芸人や、柔道五輪金メダリストのウルフ・アロン(29)、人気フォークデュオ「ゆず」も芸人とコラボでネタを披露するなど、最終回にふさわしい盛大な終幕を飾った。

4年以上にわたって放送された番組の終了に、Xではこんな声が上がっている。

《なくなっちゃうの寂しい でもいろいろと楽しませてもらいました》
《寂しすぎるよー!まだ、観たい!また、待ってます!》
《ほんとに好きだったからまた定期的に見たいよー》

いっぽう、一部では番組のある“フォーマット”をめぐって、こんな指摘も見られた。

《クセスゴ、結局ワイプの千鳥以外ミュートにして欲しいって感想のまま終わっちゃった》
《「クセスゴ」ネタ中にワイプうるさいから見なくなった》
《この番組面白いんやけど普通にネタだけ見たいワイプ邪魔なんよ》

『クセスゴ』といえば、芸人のネタに対する大悟やノブ、ゲストの反応をワイプに抜くスタイルでおなじみだったが、以前からSNSではこの仕組みにに対する視聴者の指摘が一部から起こっていたという。

「番組では、画面両端の上部に表示されたワイプに、千鳥の2人やゲストの反応がネタと同時に映されています。ワイプの中から、ツッコみを入れたりイジッたりするわけですが、タイトル通り“クセがすごい”ネタであるため、千鳥の反応込みで成り立っているという側面も強く、2人の的確なコメントを評価する視聴者も多かったです。

ただ、純粋にネタだけを楽しみたいという視聴者も少なからずいたでしょうし、芸人ではないゲストのツッコみや爆笑するような反応もワイプで拾っていたため、“千鳥だけでいい”“ワイプは要らない”といった声は以前から根強くありました」(テレビ誌ライター)

放送終了後、番組公式Xは千鳥の2ショットと共にこう綴った。

《4年半、長らくのご愛顧誠にありがとうございました!! レギュラー放送は終わりますが 皆様が『また観たい!!』と念じてくれたら、またどこかでお会いできるかも…? じゃあ、またねーー》

様々な意見はあるものの、より一層“クセ”を増した人気番組のカムバックを期待したい。

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