音楽番組はもちろん、バラエティやドラマなどへの出演でもお茶の間を楽しませてくれるアイドルたち。令和の今では個性あふれるアイドルが続々登場しているが、平成世代のアイドルもいまだに強い支持を集めている。
現在も活躍する大所帯の“グループアイドル”文化が花開いた平成時代。ソロでもグループでも、昭和とは一線を画す新時代のアイドルが続々誕生した。そこで本誌は、WEBアンケートツール「Freeasy」にて、20代から60代の男女500人を対象に、「好きな平成の女性アイドル(90年代)」についてアンケート調査を実施した。
第3位にランクインしたのは、広末涼子(44)だ。
2023年には不倫問題が発覚し、2024年には26年間所属してきた事務所を退所するなど、今では“お騒がせタレント”のイメージも。しかし1990年代後半に「ヒロスエブーム」と呼ばれる社会現象を巻き起こした当時は、「清純派美少女」として強烈な人気を集めていた。
何よりもその透明感のあるビジュアルが注目の的だった広末。『MajiでKoiする5秒前』などのヒット曲にも恵まれ、アイドルとして絶頂の中で早稲田大学に入学。初登校時には野次馬やマスコミが押しかけ、校舎周辺は大混乱になったというエピソードも持っている。
《若い頃からショートヘアが似合うボーイッシュな感じで透明感もあった》
《デビュー当時の広末は本当にかわいかった》
《京王線のホームで見た広末さんの出ていたCMポスターにときめいた景色を忘れません》
《圧倒的に可愛かったし今も変わらず素敵。私生活は色々あるが》
第2位には、言わずと知れたグループアイドルの代表格・モーニング娘。がランクイン。
現在も「モーニング娘。’25」として活動を続ける「モー娘。」。平成を代表するアイドルグループとして、幅広い世代から支持を集めた。初期のモー娘。で活動していた矢口真里(42)や後藤真希(39)などは現在も様々な舞台で活躍中。個性的なメンバーが多いことでも人気を集めている。
最近ではNetflixで配信された『timelesz project』のようなオーディション番組が人気だが、モー娘。はその先駆けともいえる番組『ASAYAN』(テレビ東京系)出身のアイドルグループ。“アイドルとしての成長”をファンが一緒に楽しめるというのも、現代アイドルに通じる大きな特徴のひとつかもしれない。
《オーデイションも見ていて、頑張っていたので》
《多人数グループのはしりでアサヤンで応援したくなる設定も見事》
《個性的なメンバーが多くてよかった》
《アサヤンのオーディションの時から注目してきたから》
第1位に輝いたのは、“平成の歌姫”の呼び名も高い安室奈美恵(47)だ。
2018年に芸能活動を引退した安室奈美恵。アイドルというよりも“アーティスト”としての印象の方が強い人も多いかもしれないが、もともと安室はダンスアイドルグループである「SUPER MONKEY’S」のメンバーとしてキャリアをスタートさせている。
しかし、グループとしては売り上げが振るわないままに安室はソロデビュー。ちなみに残ったメンバーはのちに「MAX」としてデビューしている。ダンスグループ出身ということもあり、歌だけでなくダンスもハイレベルだった安室。カリスマ的なパフォーマンスで、平成を代表するアイドル・アーティストとして君臨した。
《歌唱力とダンスのうまさとスタイルの良さ》
《歌も上手く ダンスも上手く パーフェクトだから》
《スター性の高さ》
《曲もパフォーマンスも完成されており、一時代を築いたアーティストなので》