GW中の5月4日からの1週間、フジテレビのゴールデン帯、プライム帯の週間世帯視聴率はNHK&民放でテレビ東京を下回る5位だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。制作関係者は言う。
「全日(6時~24時)だけはテレビ東京を上回っていましたが、10日の日曜日は、全日の個人視聴率がフジ2.0%テレ東2.3%となり、ついにテレ東に追い越されてしまいました。制作幹部はショックを受けています。中居問題を機に、大幅に予算が削減され、恒例だった『27時間テレビ』は今年も見送りになりました。
そんななか、フジテレビの制作現場にさらに大きな激震が走りました。ドラマ制作センターの西谷弘ゼネラルディレクター(64)が近くフジを退社するというんです。局の現状を踏まえ、“できることはやり尽くした”として決断したといいます」
西谷氏はもともと共同テレビジョン出身。CMディレクターからドラマの演出家に転向し、『白い巨塔』(‘03年)などを手掛け、‘06年にフジテレビに入社。翌年には福山雅治(57)主演のドラマ『ガリレオ』を演出して話題に。同作の劇場版『容疑者Xの献身』(‘08年)『真夏の方程式』(‘13年)では自らメガホンをとり大ヒットさせた。前出の制作関係者は続ける。
「西谷さんは草彅剛さん(51)の代表作のひとつである『任侠ヘルパー』のドラマ版&劇場版も担当していました。かつては“めちゃイケ”の総合演出として名をはせた片岡飛鳥さんとともに“ドラマの西谷、バラエティの片岡”とまで言われ、黄金期のフジテレビを牽引してきた巨匠です。
すでにフジテレビを退社した敏腕プロデューサーが在籍する制作会社に転職するといわれています。各所から“西谷さんが退社したら、今のフジテレビに真っ当なドラマを作れる人がいるのか”と早くも危惧されています」
フジテレビ企業広報部に西谷氏の退社について確認したところ、
「人事の詳細については、従来よりお答えしておりません」
との回答だった。前出の制作関係者は続ける。
「フジはアナウンサーにとどまらず、制作部門でも人材流出が続いています。先日、ロケ時の弁当代の金額制限が報じられていましたが、今ではさらにどんな弁当を買ったかまで事細かに報告しています。良質なコンテンツ作りよりも雑事ばかりで多忙になり、現場スタッフは連日ため息をついています」
西谷氏の退社はフジにとって大きな痛手となりそうだ。

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