タイ・パタヤへの移住経験を活かして、コミックエッセイ『タイ移住に挑む、アラフォー崖っぷち女子の苦難』(竹書房)の原案を担当したライターのカワノアユミさん(40代)。

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「夜の街」も充実するタイでは、さまざまな日本人の生活ぶりを目撃しているといいます。
なかには「だいぶ昭和だな」と思うほど、目に余る日本人のおじさんの生態も……。

 この記事では本書から一部を紹介。後半ではカワノさんに彼らはどのような生活を送っているのか、日本人女性向けのナイトスポットなどと共に、聞きました。

“教えるふり”で女性の体を触ろうと…タイ移住女性が現地で目撃した日本人男性の「昭和なノリ」
©︎カワノアユミ・プル子/竹書房


“教えるふり”で女性の体を触ろうと…タイ移住女性が現地で目撃した日本人男性の「昭和なノリ」
タイ移住に挑む、アラフォー崖っぷち女子の苦難


“教えるふり”で女性の体を触ろうと…タイ移住女性が現地で目撃した日本人男性の「昭和なノリ」
タイ移住に挑む、アラフォー崖っぷち女子の苦難


“教えるふり”で女性の体を触ろうと…タイ移住女性が現地で目撃した日本人男性の「昭和なノリ」
タイ移住に挑む、アラフォー崖っぷち女子の苦難


“教えるふり”で女性の体を触ろうと…タイ移住女性が現地で目撃した日本人男性の「昭和なノリ」
タイ移住に挑む、アラフォー崖っぷち女子の苦難


パタヤで遊ぶおじさんたちは「だいぶ昭和」

“教えるふり”で女性の体を触ろうと…タイ移住女性が現地で目撃した日本人男性の「昭和なノリ」
タイ移住に挑む、アラフォー崖っぷち女子の苦難
――そもそも、タイで生活されている日本人にはどういった方々が多いのでしょう?

カワノアユミ(以下、カワノ):見聞きした限りでは、移住者の平均年齢は50代半ば~60代後半で、7割を占めていると思います。日本人の集う飲み屋での出会いが多く、友人と飲んでいるときに知り合いの輪が広がっていくとも聞きます。

 開放感ある場所で許されると思っているのか、タイでは日本人男性から日本人女性へのセクハラが多いんです……。タイの夜の店では、女の子が日本人客に優しく接してくれるので、その延長線上の感覚もあるんでしょうね。ひょっとしたら、日本人の温もりが恋しいのかもしれませんが、内心では「ノリがだいぶ昭和だよなぁ」と思っています(笑)。

――カワノさんご自身が出会った中で、とんでもないおじさんもいたのでしょうか?

カワノ:今回のコミックエッセイでも描かれている、日本人同士の食事会で出されたおにぎりを、炊き出しかのようにごっそり持ち帰った男性ですね。その人はYouTuberで、私が動画に出演したら、別のタイ人のおじさんが私を「紹介してほしい」と言ってきたらしく、紹介料まで取ろうとするほどセコいおじさんでした。

 通っていたジムで機器の操作を教える体で私の身体を触ってこようとするおじさんもいました(苦笑)。

移住した女性が現地の男性と出会うのは難しい

“教えるふり”で女性の体を触ろうと…タイ移住女性が現地で目撃した日本人男性の「昭和なノリ」
ナイトライフが集まるパタヤ
――既婚者で夫と一緒にタイへの移住を決めた女性もいるそうですが、どのような印象ですか?

カワノ:奥さんから「移住しよう」と持ちかけるより、ほとんどは旦那さんのわがままで来ていますね。奥さんが自宅で家事をしているときに羽目を外し、キレられる旦那さんもいます。夫の転勤でタイに渡る「駐在妻」もいて、私の住むパタヤではなく、首都のバンコクにはたくさんいるんです。
彼女たちは夫と離れて合コンで遊び、出会いを求めてナンパがOKなビアバーに通ったりしているみたいで。

 パタヤでは「バンコクで暮らしていたけど、物価が上がってきたのでパタヤに移ってきた」という方とも知り合いました。仕事は株のトレーダーだったんですが「パタヤにはろくな男がいない」と言って、日本に帰っていきました。

――著作では、理想と現実の違いから日本に帰国してしまう女性も多いと書かれていました。

カワノ:単身で移住してくる女性ですね。時間が経つと、現地での生活がやっぱり苦しくなってくるんです。そうなるとパートナーを探したくなってくるんですが、日本人男性となるとおじさんしかいませんし、日本人以外では、夜遊びばかりを考えて昼間からビールを飲んでいる現地のおじさんぐらいしかいないので、楽しめなければ帰ってしまうのかと思います。

――現地の男性と恋愛、結婚に発展するのは難しいんでしょうか?

カワノ:あるとは思いますが、女性からするとパタヤでは一般人男性との出会いが少ないんです。働いているのは現地の女性ばかりで、男性となるとホテルマンかバイクタクシー、夜の店の男の子がほとんどなので。なかには、結婚した日本人の女の子もいますが、タイの文化として男性が働かないのもあり、結婚後にうまくいかない夫婦も多いと聞きます。ただ、離婚をしたらビザがなくなってしまいますし、日本にも帰れず、仕方なく結婚生活を続けている人たちも少なくないそうです。

タイでの生活を楽しむなら

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タイ移住に挑む、アラフォー崖っぷち女子の苦難
――パタヤではナイトマーケット、ルーフトップバー、バービア、ゴーゴーバーなど、いわゆる「夜の街」が充実しているそうですね。
日本との違いは感じますか?


カワノ:そうですね。基本、連れ出しがあります。同じタイでも首都のバンコクは規制が厳しくなっているそうなんですが、パタヤはまだゆるく、例えば、男性が女の子と密着できるジェントルマンズクラブのようなお店はあります。あと、バービアのようないわゆる気軽に飲めてしゃべれる店は多いと思います。タイの人は基本的に夜の店に入ることはできないので、欧米人や日本人のお客が多いです。

“教えるふり”で女性の体を触ろうと…タイ移住女性が現地で目撃した日本人男性の「昭和なノリ」
パタヤで夜遊び中のカワノさん
――夜の街ならではのエピソードはありますか?

カワノ:最近衝撃的だったのは……知り合いの日本人のおじさんが20年来の付き合いだったタイ人の彼女と別れたんです。おじさんもお金がなくなったので日本に戻って年金暮らしをすると言っていたのに、翌日にはゴーゴーバーに戻っていました。

――女性が遊べるお店には、どのようなスポットがあるんでしょうか?

カワノ:ショーが見られるゴーゴーボーイ、ホストクラブやゲイバー、クラブですね。日本とはシステムの違いもあり、例えば、ホストクラブではステージにホストが全員並んでいるんです。お客は1時間に3回選び、15分ごとにお気に入りの男の子に接客してもらいます。若い子もいますが、派手に遊ぶマダム風な日本人女性が多いとは思います。

――タイへの移住を検討している日本人女性に、注意してほしいことはありますか?

カワノ:実は、タイってかなりルッキズムの国なんですよ。
いわゆる夜のお店ではなく、飲食店での接客スタッフやホテルのフロントスタッフでも、表に立つ仕事はかわいくないと雇ってもらえません。かわいければかわいいで、ダメな日本人に気に入られて付き合って都合よく扱われてしまいます。ですから「夜の男には気をつけろ」とは言っておきたいです。

【カワノアユミ】
80年代生まれ、東京育ち。2005年に初めてタイに渡り、現在はタイと日本を行き来しながらライターやYouTuberとして活動。著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』『タイ移住に挑む、アラフォー崖っぷち女子の苦難』発売中。X:@ayumikawano/Instagram:@kawano_ayumi_pattaya/YouTube:カワノアユミ Thailand

<取材・文/カネコシュウヘイ>
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