タレントの照英さん(52歳)が、初の子育てエッセイ『Family First 子どもに泣かれた戦隊ヒーローがたどり着いた「家族」と「育児」のかたち』(双葉社)を上梓した。

家族5人と愛犬がひとつのベッドに並んで寝てきたという照英さん一家。
子どもの成長とともに家を新築し、個室で過ごす時間が増えたころ、愛犬との別れが一家を「氷河期」に突き落とした。

幸せな一家に訪れた変化と、「氷河期」を乗り越えた“起死回生のミラクルドッグ”の存在を明かした。

5人家族、ひとつのベッドで寝ていた

照英「犬の力ってすごいんです」家を新築した結果、家族が“氷河...の画像はこちら >>
――以前、家族5人で一部屋に「川の字」で寝ているとお話しされていました。お子さんが成長して変化は?

照英:昔はそうでしたね。ワンちゃんも頭のところで寝ていて。そのため特注でベッドを作ったんです。子どもがベッドから落ちないようダブルキングサイズのを買って、壁までの寸法を測って、部屋の端から端まで全部マットにしました。起き上がるには足元まで這って。

――すごい。寝室を分けることになったきっかけは?

照英:長男が高校1年生になるタイミングです。さすがに自分の部屋が必要だよなと妻と話して「よし、家を建てよう」と。

家を建てるきっかけになった、妻の言葉

――それまで家を新築する予定は?

照英:自分は正直、建てるつもりはなかったんです。生きていければいいんだから、今の家でいいじゃんって。そしたら妻が「三人もいるんだし部屋が足りないでしょ」と。
その言葉を聞いた時に、「俺、何歳だっけ。芸能人はローン組めるのかな」とか考え始めたんです。預金額など全部精査した結果、家を建てるなら今だと。そこから即土地を探して即建てました。

照英「犬の力ってすごいんです」家を新築した結果、家族が“氷河期”に…一家を救った“パピコ”の存在
照英さん
――ご長男は、それまでに「自分の部屋が欲しい」と言うことは?

照英:それが全くなかったんです。長男は一切そういうことを言わないので気づかなかったんですが、今思うとすごいですよね。中学3年生まで長男、自分、長女、次女、妻、頭の上に犬のポジションで寝てたんだから。

部屋が分かれた“寂しい”変化…愛犬との別れも

――実際に部屋が分かれてからは、家族の様子に変化はありましたか?

照英:寂しい感じはありましたね、やっぱり。僕は自分の部屋を作ってないんです。前の家も今の家も、リビングにいれば絶対家族が通るとわかっているから、そこで顔を見て「あれ、寝不足?」とかちょこちょこ喋るようにしていました。

照英「犬の力ってすごいんです」家を新築した結果、家族が“氷河期”に…一家を救った“パピコ”の存在
照英さん
でも部屋ができたら子どもたちが部屋にこもるようになって、出てこなくなっちゃった。少し前には家族の「氷河期」もあって、それが4ヶ月くらい続きました。海外旅行もしたんですけど、向こうで夫婦喧嘩しちゃったり(苦笑)。


――「氷河期」はどう乗り越えたのでしょうか。

照英:起死回生の“ミラクルドッグ”が来たんです。実は長年一緒にいた愛犬のテンが、去年の10月に亡くなって。インスタでもたくさんの方に見ていただいて、ファンの方にも応援してもらってたワンちゃんでした。

迎えた子犬が再び咲かせた「会話」の花

――20歳だったとか。

照英:そうなんです。その子がいなくなってから、ペットロスで。特に妻が大変でした。毎朝起きると、ベッドの枕元にあるぬいぐるみを抱えて泣くんですよ。それを見ている自分も辛くて、長男と「また泣いちゃったな」と言いながら。すぐに収まるんですけど、テレビで犬の特集なんかが流れると、その瞬間にまた泣いちゃう。
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