JRAは9月17日、滋賀県・草津市の草津市立草津中学校で職業講話を行った。日本調教師会の業務副委員長を務める渡辺薫彦調教師、同厩舎の佐久間助手が講師役を務め、2年生の生徒約30人が参加した。

 授業開始と同時に、校庭に元競走馬が登場。佐久間助手が騎乗し、渡辺調教師の解説のもと、常歩(なみあし)、速歩などの基本運動を行った。運動終了後には生徒が実際に馬と触れ合う時間も設けられ、生徒たちには笑顔があふれていた。

 その後は理科室に移動し、スライドを使用した仕事内容の紹介や厩舎スタッフへの就職方法などをレクチャー。実際に生徒が勝負服やムチも手に取り、興味津々の様子だった。最も生徒が盛り上がったのは、渡辺厩舎が管理したヴェラアズールが22年のジャパンCを制覇した際の賞金額。1着賞金4億円で、トレーナーが「私は4000万をいただきました(笑)」と明かすと、驚きとともに目を輝かせていた。

 講話終了後、渡辺調教師はムチ3本を学校に寄贈。「JRAさんのご協力もあって、馬を連れてきてくれて食いつきも良かったですね。少しでも興味を持ってくれたらいいなと思います。興味があっても競馬の世界にどう入ればいいか分からないと思いますし、今後も地道に活動を続けていけたら」と振り返った。

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