長峯氏によれば、両大は社会科学分野における学術交流に関する協定の締結に向けての話があり、将来的には学生の相互派遣によるフィールドワーク、共同研究などを進めたいとしている。
李市長は、協定が締結されれば学生や教員らの交流が進み、日台の友好がさらに深まると述べて歓迎の意を表明。また、日本と縁が深い台南市には日本統治時代の古い建築物が多く残ると紹介し、古い家屋をリノベーションした店舗や地元のグルメなどで同市の魅力を味わってほしいとPRした。
環境政策などを専門とする楊教授は、学術交流が都市計画や防災計画、環境教育などの分野において都市交流のプラットフォームになることに期待を寄せた。
(編集:塚越西穂)