TAIWAN PLUSはマーケット、音楽、展示の3つを融合させたイベント。今年で5回目となり、東京以外の地域での開催は初となる。台湾と京都のそれぞれの素晴らしさを発見してもらおうと、「京都新宝島」をテーマに、京都の各界に声をかけた。京都の飲食や音楽、文化など各界の人々に参加してもらうことで、台日交流を「台日共創」へと進化させる。
マーケットでは、イベント限定の台湾グルメの他、日本の老舗和菓子店が初めて開発に挑戦したパイナップル大福などが提供される。
会場では台湾の漫画や経済部(経済省)が優れた台湾製品に与える賞「台湾エクセレンス」の受賞製品なども展示。台湾で厚く信仰される媽祖や媽祖の守護をする虎爺などの神様も新港奉天宮から京都に初めて出張し、来場者は三日月型の木片「ポエ」を投げて出た面の組み合わせによって神意を問う占いなど台湾の宗教文化の魅力を体験できる。
主催する台湾の非政府組織(NGO)中華文化総会によれば、今回は100を超えるブランドが集結し、過去最大規模になるという。
(葉冠吟/編集:荘麗玲)