(台北中央社)中部・苗栗県沖に設置された台湾初の商用洋上風力発電施設が5日、初めて近距離で報道陣に公開された。年末までに電気事業のライセンスを取得し、正式に営業運転を開始する予定。


同発電所には基礎構造20基、風力発電ユニット18基がすでに設置されており、今月中には、定格出力6000キロワットの風力原電機20基の電力系統への接続が完了する見通し。2017年に稼働開始した2基と合わせ、最大出力は12万8000キロワットとなる。発電量は約12万8000世帯分の年間消費電力に相当するという。

(潘姿羽/編集:名切千絵)