(台北中央社)中央感染症指揮センターは25日、新型コロナウイルスの感染リスクが高い国・地域に出す「感染症渡航情報」で、韓国を3段階で最も高い「レベル3」に引き上げた一方、日本を「レベル2」に据え置いたことについて、「両国の感染者数には開きがあり、感染拡大の速度にも差があるため」だと理由を説明した。

指揮官を務める陳時中衛生福利部長(保健相)は、「日本で新たに確認される感染者数が1日当たり約1桁台にとどまっているのに対し、韓国は3桁台になっている」とし、「その差は疑う余地がない」と述べた。


レベル3に指定された国・地域は、渡航自粛勧告の対象となる。レベル2の場合は、「現地での予防措置強化の要請」にとどまる。

(張茗喧/編集:名切千絵)