張氏は、陽性患者と健康な人、両者ともマスクをしていなかった場合、非常に感染しやすいとした上で、このうちどちらか一方がマスクをした場合、飛沫による感染を7~9割防げると説明した。健康な人がマスクをすれば、飛沫を吸い込むリスクが抑えられ、患者がマスクをすれば、少なくとも正面への飛沫は遮断されるためだという。さらに、双方ともマスクを着用した場合、感染の確率は1~2%にまで抑えられると推測できると述べた。
張氏は軍艦で起きた集団感染の例に言及。艦内では症状が出た隊員に熱が下がった後もマスクを着用するよう求め、他の隊員もマスクをするようにしていたことから感染の機会が減ったと考えられるとした。
軍艦では乗組員377人のうち、36人の感染が確認され、罹患率は約9.5%だった。
(陳偉テイ、呉欣紜/編集:楊千慧)