新型コロナウイルス対策として、台湾は今年1月末、医療用マスクの輸出禁止を発表。許可がなければ、郵送や国際宅配便などでの発送も不可となった。個人がマスクを海外に持ち出す際も、250枚の上限を超えてはならないとされていた。
だが、流行が落ち着いてきた現在、政府はこれらの制限を解除する方針に切り替えた。6月1日から民間業者による海外輸出や国内販売が可能になるほか、個人がマスクを海外に郵送する際の対象や数量、郵送回数などの制限も撤廃される。
同署の統計によると、1月24日から5月28日までの期間中、マスクに関する違反は計2352件、没収された量は41万4209枚に達した。
(呉佳蓉/編集:荘麗玲)