(台北中央社)台湾の漫画家やイラストレーターが欧州の見本市に出品する。これに先駆け、台湾の文化コンテンツの産業化や国際化を促進する文化内容策進院(文策院)は9日、記者会見を開催。
張文桜(ちょうぶんおう)副院長は、より多くの台湾の作品が海外進出できるようサポートする姿勢を示した。

フランスの「アングレーム国際漫画祭」とイタリアの「ボローニャ国際児童図書展」に参加する。新型コロナウイルスの世界的な流行が続いているが、今年は実際に会場に赴くアーティストもおり、現地で他国の出版関係者と交流したり、作品を自ら紹介したりする予定。いずれも今月後半に開催される。

この日の記者会見では、ロシアから軍事侵攻を受けているウクライナにエールを送るため、アーティストたちが描いた作品がお披露目された。これらの作品も両見本市で展示される可能性があるという。


(王宝児/編集:楊千慧)