台北─高雄間を含む西部幹線の速達型の特急列車は現在、毎日4往復運行されている。両駅間は途中、板橋、桃園、台中、嘉義、台南といった主要駅にのみ停車し、最短3時間40分で結んでいる。
台鉄が導入を進める日本製新型特急、EMU3000型電車については、3月までに44編成が営業運転に入っている。全部で50編成の導入が計画されており、残る6編成も8月までに台鉄に引き渡される見込み。台鉄は、全編成が営業運転に入った後の特急列車の輸送力は、同型車両導入前の2020年と比較して40%増強されるだろうとしている。
(汪淑芬/編集:田中宏樹)