同システムは中距離空対空ミサイル「天剣2型」の派生型で、1987年に運用を開始した近距離地対空ミサイルMIM72「チャパラル」を用いたシステムに取って代わる。昨年5月に中科院から陸軍に引き渡された。対電子対策(ECCM)の能力を備え、レーダーやデータリンクシステムを合わせることで敵の固定翼機やオートジャイロ、ドローン、巡航ミサイルなど主要な脅威を迎撃する。有効射程は最大15キロ。
実弾射撃訓練は当初は9日に予定されていたが、天候の影響で延期された。この日、基地周辺には多くの軍事ファンが詰めかけた。
(黄郁菁/編集:名切千絵)