(台北中央社)衛生福利部(保健省)が所管する財団法人、賑災基金会は17日、東部地震の被災者支援のために開設した専用口座に集まった寄付金が受け付け開始から13日で10億台湾元(約47億円)を突破したと明らかにした。

同基金会は地震発生翌日の4日に専用口座を開設。
銀行振り込みやクラウドファンディング(CF)サイト、電子決済サービス「LINE Pay」(ラインペイ)、コンビニエンスストアのマルチメディア端末を通じて寄付を受け付けている。期間は来月3日まで。

同基金会によれば、18日午前7時(台湾時間)までに寄せられた寄付金の総額は10億4055万5380元(約49億5400万円)で、寄付件数は16万3120件に上っている。

寄付金は地震で死亡、負傷した人や行方不明者への支援の他、住宅再建や再購入、移転などの支援に使われる。

(頼于榛/編集:名切千絵)