(台北中央社)訪台中の自民党青年局の訪問団は29日、北部・新北市の五指山国軍墓地を訪れ、李登輝(りとうき)元総統の墓参りをした。同局訪問団の墓参は3年連続。


李登輝基金会が同日、報道資料を出した。訪問団を案内した同会の鄭睦群執行長は、李氏の次女で同基金会の董事長(会長)を務める李安妮(りあんじ)氏に代わって「最も深い感謝」を示した上で、同会として台日関係を深化させ、強固なものにするために努力し続けていくと伝えた。

訪問団の団長を務める鈴木貴子青年局長は、台湾の民主化に貢献した李登輝氏を尊敬していると述べた。また李安妮氏が21日に山口県にある安倍晋三元首相の墓を訪問したことに触れ、とても感動したと話した。

一行は29日から来月3日までの日程で台湾を訪問。30日には蔡英文(さいえいぶん)総統や次期総統の頼清徳(らいせいとく)副総統と面会した。


(葉素萍/編集:田中宏樹)