(花蓮中央社)東部海域を震源とする4月3日の地震で大きな被害が出た東部・花蓮県花蓮市は1日、北海道釧路市から寄せられた110万円の寄付金を受け取ったと明らかにした。花蓮市はお礼のメッセージを伝える動画を撮影。
魏嘉彦(ぎかげん)市長は日本の友人の善意に感謝すると語った。

花蓮市と釧路市は2022年に友好交流協定を結んでいる。花蓮市によれば、寄付金は釧路市が拠出した100万円と、同市議会が寄せた10万円。いずれも花蓮市公所(役所)の専用口座に振り込まれ、地震で支援を必要とする人々に対して使うという。

魏市長は、復興の段階でも引き続き釧路市と協力や交流を強化し、手を携えて難局を乗り越えたいと期待を寄せた。

(張祈/編集:齊藤啓介)