(屏東中央社)南部・屏東県東港鎮で7日、クロマグロなど同県産の食材を使ったグルメをPRする催しが開かれた。廟(びょう)の前の広場に約100卓の円卓が用意され、日本を含む複数の在台湾窓口機関高雄事務所の代表らが、周春米(しゅうしゅんまい)県長や一般市民と共に台湾の宴席「弁卓」を体験した。


県が主催する「屏東クロマグロ文化観光フェスティバル」の一環として行われた。県の報道資料によれば、周県長は日本台湾交流協会高雄事務所の奥正史所長や、マグロの産地同士として交流がある静岡市の吉田信博副市長らを招待し、グルメを通じた国際外交を行った。

クロマグロの刺身や、からすみに似たバラムツの卵「油魚子」、サクラエビ入りのおこわ、蒸しロブスター、揚げたイカのつみれなど、東港鎮の食材を利用した料理が振舞われた。

歌手によるパフォーマンスも行われた。一般の申し込みは、受け付け開始後3分で締め切られる盛況ぶりだったという。

(黄郁菁/編集:田中宏樹)
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