(台北中央社)衛生福利部(保健省)食品薬物管理署は5日、日本から輸入されたメロン3ロットが水際検査で不合格になったと発表した。いずれも残留農薬の規定違反。
7月末までの6カ月間で日本産メロンの不合格率は1.4%となっており、同署は抜き打ち検査の比率を「20~50%」とする「強化抜き取り検査」を10月31日まで続けるとしている。

不合格となったメロンのうち1ロットは愛知県産80キロ、残る2ロットはいずれも静岡県産で、それぞれ7.6キロ、3.5キロだった。基準値を超える殺菌剤イプロジオンや殺虫剤フェニトロチオン、メロンへの使用が認められていない殺菌剤メパニピリムが検出された。

同署北区管理センターの担当者によれば、不合格品を輸入した輸入業者に対しては今後、全ロット検査が実施される。

(沈佩瑤/編集:名切千絵)
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