県市別の掲載数は台北37軒、台中23軒、台南30軒、高雄24軒、新北15軒、新竹県8軒、新竹市7軒。このうち37軒が新たに掲載された。新選出店のうち6割近くが台湾ローカルグルメや特色ある一品料理(小吃)を提供する店だった。
ミシュランガイドのインターナショナルディレクター、グウェンダル・プレネック氏は「今年新たに新北市、新竹県、新竹市が審査対象に加わったことは、深い意義を持つマイルストーンであり、台湾グルメの様相における地理的、文化的豊かさを反映している」と言及。また「特に新竹県は深みを持つ伝統的な客家料理が際立っている」とし、新選出店は台湾料理の日常の素晴らしさと地域的多様性・特色に、ふさわしい評価と注目を与えたものだと紹介した。
台湾版は2018年に初めて発行された。当初は台北市のみを対象としていたが、20年に中部・台中市、22年に南部・台南市と高雄市が加わった。
25年版の星獲得店は19日に発表される。
(黄巧雯/編集:名切千絵)