(花蓮中央社)東部・花蓮県でせき止め湖から水があふれて発生した洪水で、中央災害対策センターは25日午前、死者数を一時の17人から15人に修正した。行方不明者は31人、けが人は52人。
死者、行方不明者、負傷者ともに全て花蓮県内で発生した。

台風18号に伴う大雨で23日午後、せき止め湖から水があふれ、濁流が下流の光復郷の市街地に押し寄せた。せき止め湖は7月の台風6号による降雨の影響で形成されていた。せき止め湖が位置する花蓮県の山地には23日、24時間雨量が500ミリ以上に達する恐れがあるとして「超大豪雨」特報が出されていた。

内政部(内務省)消防署の簡万瑤副署長によれば、25日午前までに7県市の消防隊員計417人を捜索救助活動に出動させ、計633人を救助した。

(張祈/編集:名切千絵)
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