(台北中央社)米サンディエゴで10~12日に開かれたラテアートの世界大会「ワールド・ラテ・アート・チャンピオンシップ」で、台湾から出場した林紹興さんが優勝を果たした。台湾コーヒー協会が20日に開いたメディアイベントで林さんは、コーヒー業界に入ったいきさつを語った。


林さんの大会参加は2022年、23年に続き3回目。過去2回はいずれも3位だった。

今大会ではファーストラウンドを1位で通過。10分以内に6杯のラテアートを作るファイナルラウンドでは、アライグマとキリン、レッサーパンダを描いて優勝を手にした。動物を題材にしたのは、人に温かい印象を与えられるからで、子どもの頃に家族が動物園に連れて行ってくれた思い出が関係しているという。

林さんは20代の頃、働いていた民宿で客にミルクティーを飲みたいとリクエストされた。フォームミルクの作り方を動画サイトで検索すると、ラテアートの動画がお薦めとして表示され、興味が湧いて自分でも試してみたいと感じた。

その後、カフェラテを毎日2杯作って練習し、休みの日にはカフェに足を運んで他の人が作る様子を見て学んだ。ラテアートに魅了されて2年以上がたった後、コーヒー業界に足を踏み入れることを決意。それから12年、好きなことを極める姿勢を持ち、歩み続けてきた。

林さんは、大会後には審査員から良い評価をもらえただけでなく、海外のバリスタからも自身のラテアートを評価され、模倣されることもあると説明。自身のデザインが他のバリスタに影響を与えられるのであれば、それは良いことであり、努力を続ける原動力にもなると話した。


(汪淑芬/編集:田中宏樹)
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