自撮りをしていた若者、雷に打たれて16名が死亡(インド)

 日本でも落雷が多発しているが、落雷中の自撮りには気を付けよう。

 7月11日、インド、ジャイプール市内にある観光名所「アンベール要塞」の見張り塔を訪れていた若者らは、雷が鳴り響く雨の中自撮りを行っていた。


 すると落雷に見舞われ、少なくとも16人が死亡し、多くの人が負傷したという。

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16 dead, 28 injured due to lightning strikes in Jaipur【落雷が自撮りしていた若者たちを直撃】
 気候変動の影響で、インドではここ十数年落雷が急増しており、6月から9月のモンスーンの季節には、落雷の数が1990年代に比べ30~40%増加しており、死者が2000人を超えているという。

 この日雨の中、ラジャスタン州ジャイプール市内にあるアンベール要塞の高台にある見張りの塔を訪れていた観光客らは思い思いに自撮りをしていたそうだが、彼らを雷が直撃し、少なくとも16名の若者が亡くなったという(当初の発表では11名)。

 落雷発声時、塔の頂上には27人がいたが、落雷を避けるために地面に飛び降りた人もいるという報告もある。
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【ほかの場所でも落雷による死亡者が続出】
 同日、他の地区でも落雷で多くの人が亡くなったそうだ。

 ウッタル・プラデーシュ州では、女性や子供を中心に41名が死亡したと見られている。
同州フィロザバード市では2人の男性が木の下に避難中に落雷が直撃、同州で最も犠牲者が多かったのはアラハバード市で14人が死亡した。マディヤ・プラデーシュ州ではさらに7人が死亡した。

 関係者によると、これらの地域では農業や建設業など屋外で働く人が多いため、特に死者数が多かったとのことだ。

 ということで、油断していると落雷に巻き込まれることもある。「落雷から身を守る方法」を参考にして、いざというときに備えよう。

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